Supporting Education of
Children with Illness






すべての子どもには、病気や障害に関わらず学ぶ権利があります。
私たちは、入院や療養により学校に通えない子どもたちが直面する教育格差を解消し、一人の例外もなく質の高い学習機会を提供することを使命としています。医療技術の進歩により子どもたちの生命は救われるようになりました。今度は、その子どもたちが希望を持って未来に向かえるよう、教育の力で支えていく番です。
私たちの使命
病気や障害により長期間学校に通えない子どもたちにも、等しく学びの機会が提供されるべきです。私たちは2009年から活動を続け、医療と教育の架け橋として、一人ひとりの子どもが持つ「学ぶ権利」を守り続けています。ICTを活用した遠隔教育システムの構築や、病院・学校・家庭をつなぐ学習支援体制の整備を通じて、病気があっても学びを諦めることのない社会の実現を目指しています。
医療と教育をつなぐ専門的支援
小児科医であり特別支援教育の専門家でもある西牧謙吾代表理事をはじめ、医療・教育・福祉の各分野の専門家が連携して活動しています。国立病院機構や特別支援学校、自治体との協力関係を築きながら、エビデンスに基づいた教育支援プログラムを開発・実践しています。単なる学習の補完ではなく、子どもたちの心理的サポートや社会復帰への準備も含めた、包括的な教育支援を提供します。
一人ひとりに寄り添った個別支援
入院中の子ども、慢性疾患で通学が困難な子ども、精神的な理由で登校できない子どもなど、それぞれ異なる状況とニーズを持っています。私たちは画一的な支援ではなく、医学的な配慮と教育的な専門性を組み合わせた個別支援計画を策定します。オンライン授業、デジタル教材の提供、同世代との交流機会の創出など、多様な手法を用いて、子どもたち一人ひとりが自分らしく学び続けられる環境づくりに取り組んでいます。