Our Mission
病気や障害があっても、すべての子どもたちに学びの機会と希望の光を届け、一人ひとりが持つ可能性を最大限に引き出す社会の実現を目指します
What We Aim For

すべての子どもに平等な学習機会を
病気や障害の有無に関わらず、すべての子どもたちが質の高い教育を受ける権利を持っています。当会は、長期入院や治療により学校に通えない子どもたちが、同世代の仲間と同じように学び、成長できる環境の実現を目指しています。
人の育成を中心とした支援体制づくり
当会が最も重視しているのは「人の育成」です。どれほど優れた制度や技術があっても、それを活用する人がいなければ意味がありません。全国の自治体には「やる気はあるけれどやり方がわからない」職員や支援者が数多くいらっしゃいます。当会では、そうした方々に対してOJT(On-the-Job Training)方式で実践的な指導を行い、現場で活用できる具体的なスキルを身につけていただいています。
地域特性を活かした柔軟な支援手法
私たちが目指すのは、画一的な支援の複製ではありません。各地域には固有の文化や特性があり、子どもたちのニーズも多様です。当会では「これだけは絶対にしてはいけない」という最低限のガイドラインのみを設定し、それさえ守っていただければ、後は各地域の特性に合わせて自由に支援方法を発展させていただくことを推奨しています。
医療・教育・福祉の架け橋として
医療現場では治療が最優先されがちですが、子どもたちの健やかな成長には教育が不可欠です。当会は、医療機関と教育機関、そして福祉との連携を深め、包括的な支援体制の構築を推進しています。それぞれの専門性を活かしながら、子ども一人ひとりのニーズに応える支援の実現を目指しています。
持続可能な人材ネットワークの構築
一時的な支援ではなく、各地域で継続的に子どもたちを支えられる人材の育成こそが重要です。当会で学んだ支援者が、今度は新たな支援者を育てる。そのような好循環を生み出すことで、全国に病気の子どもたちを支える人材ネットワークを築いていきます。
持続可能な支援システムの構築
個別の支援にとどまらず、制度や仕組みの改善にも取り組んでいます。全国の自治体や関係機関との連携を通じて、病気の子どもたちへの教育支援が当たり前に受けられる社会システムの構築を目指しています。
技術は手段、人こそが目的
ICT技術や遠隔システムも重要な支援ツールですが、あくまで手段に過ぎません。最も大切なのは、子どもたちに寄り添い、理解し、適切な支援を提供できる人材です。技術を活用しながらも、人と人との温かいつながりを基盤とした支援を大切にしています。
一人ひとりの可能性を最大限に
どのような困難な状況にあっても、子どもたちが持つ無限の可能性を信じ、それを最大限に引き出すための支援を提供します。学習支援だけでなく、心のケアや将来への希望を育む活動を通じて、子どもたち自身が自分らしい人生を歩んでいけるよう支えていきます。
